タイヤのネット購入全手順!タイヤフッドをリピートして分かった注意点

ロードスターのタイヤの写真に「タイヤのネット購入全手順!タイヤフッドをリピートして分かった注意点」とキャプション
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「タイヤって、ネットで買っても大丈夫?」
そう思っていたのは、かつての私です。

でも今は、「タイヤ交換はネットが一番ラク」と胸を張って言えます。

なぜなら、何度もネット通販でタイヤ交換をしてみて、価格・手間・満足度のバランスが圧倒的だったからです。

ネット通販の中でも、タイヤフッドはお気に入りのサービス。これまでに2回使っています。

この記事では、

実店舗との価格差やタイパの違い
ネット購入でよくある失敗とその対策
タイヤフッドを繰り返し使いたくなる理由

などを、10台以上の車を乗り継ぎ20回以上タイヤ交換をしてきた私の経験をもとに、正直にお伝えします。

タイヤ交換は「安くて便利」だけじゃ済まされない、安全性に直結する大事な選択です。

この記事が、ネット購入を検討中の方の参考になれば幸いです。

この記事にはプロモーションが含まれています。

タイヤの安全性に関する重要なご案内

タイヤは、車の走行性能と安全に直結する極めて重要な部品です。本記事では筆者の実体験と調査に基づいて情報を提供しますが、最終的なタイヤの選定・取付・安全確認は、必ずご自身で確認するか、専門家の助言を受けて行ってください。

特に以下の点にご注意ください。

  • タイヤサイズ・規格(ロードインデックス・速度記号)を誤ると車検不適合や安全性の低下につながります。
  • 製造年週が古いタイヤは、未使用でも性能が劣化している可能性があります。
  • 交換作業は信頼できる整備工場・専門店に依頼し、交換後の増し締め・空気圧チェックを必ず実施してください。

ネットで安く買える時代だからこそ、安全確認は“自分で守る”意識が不可欠です。

この記事のまとめ

タイヤのネット購入は、正しい手順と注意点を押さえれば、実店舗より2〜3割安く、豊富な選択肢から理想のタイヤを見つけられる便利な方法です。過去の経験から最も重要なポイントはこちらです。

  • 事前準備を丁寧に:タイヤの種類とタイヤサイズを確認し、車両に適合する商品を選びましょう。
  • 交換店舗選びが鍵:整備工場など専門性の高い交換店舗を選ぶと作業品質が高い傾向があります。
  • 製造年週は必ずチェック:新しいタイヤほど性能が良い。注文時に極力確認を。
  • 交換後の増し締めは必須:100km走行後のナット増し締めを忘れずに行いましょう。

ネット購入は急ぎの交換には不向きですが、計画的に進めれば、コスパよくタイヤ交換ができる満足度の高い方法です。

目次

1 タイヤのネット購入:メリットとデメリット〜タイヤフッドの経験から〜

1-1 タイヤのネット購入を決めた理由

これまでに10台以上のクルマを乗り継ぎ、20回以上のタイヤ交換をしてきましたが、新車ディーラーやタイヤ専門店で交換する際、毎回感じていたのがこの3つの不満でした。

タイヤ交換の不満①: 価格が高い

とくに輸入車時代、スタッドレス+ホイールのセットをディーラーで頼むと30万円超え…。ネットだと半額以下で買えるのに、とモヤモヤしていました。

タイヤ交換の不満②: 選択肢が少ない

実店舗では在庫から選ぶのが基本。ロードスターのような趣味性の高い車では、こだわりたい銘柄が手に入らないこともしばしば。

タイヤ交換の不満③: 手間と時間がかかる

複数の店を回って見積もりを取り、納期や交換日を調整…。平日に仕事の合間に動くのも大変で、「なんでタイヤ1つでここまで振り回されるんだ」と思っていました。

Show(ショウ)

価格の高さに耐え切れず、価格.comで最安のタイヤを買って、家に届いたものを近所の整備工場に持ち込んだこともありました。ただ、自宅でタイヤを保管したり、クルマに積んで運ぶのが結構なストレスでした。

ネット通販から送られてくるタイヤセット

そんな中で登場したのが、タイヤフッドのようなネット通販でタイヤ購入+交換予約できるサービス。「これならラクになるかもしれない」と思い、試してみることにしたのが始まりでした。

1-2 タイヤのネット購入の主なメリット

ネットでタイヤを買う最大の利点は、「安い・多い・ラク」の三拍子がそろっている点です。

ネット購入のメリット①: 価格が安い(コスパ重視の人に最適)

特に17インチ以上のスポーツタイヤでは、ネットと店舗で4本で数万円単位の差が出ることも。複数サイトで比較もできるので、価格競争の恩恵をダイレクトに受けられます

ネット購入のメリット②: 品揃えが圧倒的に豊富

ネットなら、国内メーカーだけでなくアジアン・欧州タイヤも選び放題。「このタイヤ履いてみたかった」が現実になります。

Show(ショウ)

クムホタイヤの「ECSTA PS71」。店頭で見かけることは少ないですが、ネットだと普通に選べました。

ロードスターRFに装着したクムホのECSTA PS71
ロードスターRFに装着したクムホのECSTA PS71

ネット購入のメリット③: 製造年週の新しさ

ネット販売は回転が速いため、新しい製造年のタイヤが届くことが多い印象。特にスタッドレスタイヤなどでは、新しさ=性能なので、この点は大事です。

ロードスターRFのタイヤ交換で納品されたタイヤが2025年3月製造であったことを示す写真
DOT表記が「1125」=2025年の第11週製造(交換日の約2か月前に製造)のタイヤが届く


ネット購入のメリット④:手間と時間がかからない(タイパ◎)

スマホで選んで、近くの取付店舗を予約。あとは当日店舗に行くだけ。驚くほどスムーズに交換が終わります。

Show(ショウ)

今までのタイヤ交換は、1日がかりの「イベント」でしたが、今ではサクッと終わる「日常のメンテナンス」ですね。

1-3 タイヤのネット購入で注意すべきポイントと対処法

便利な反面、油断できないところがあるのがネット購入の特徴です。タイヤをネットで購入する場合に注意するべきポイントとその対処法をまとめました。

ネット購入の注意点①:商品選定はすべて自己責任

店舗のようにタイヤに詳しいプロの店員がアドバイスしてくれることはなく、自分でタイヤの特徴や性能を調べて選ぶ必要があります。すべては自己責任になるわけです。

対処法

メーカーサイトなどで情報収集して、スペックや使用レビューをもとに、用途・走行環境に合ったものをじっくり選びましょう。もちろん新車時と同じタイヤを選択すれば無難です。

Show(ショウ)

タイヤフッドをはじめネット通販のサイトでは、ユーザーレビューが充実しています。しっかり確認して、「これだ」と思える商品を選択したいですね。

ネット購入の注意点②:届いたタイヤの照合は必須

ネットでは販売元と取付店舗が別なので、誤配送や製造年週など注文内容と現物の相違に気づきにくいです。

対処法

交換前に「タイヤ銘柄・サイズ・製造年週」の3点を確認。交換店舗に直送された場合でも、作業前に必ず見せてもらうよう伝えるのが大切です。

新品のクムホのECSTA PS71のラベル表記
届いているタイヤと注文したタイヤの照合は必須

ネット購入の注意点③:店舗により作業品質に差がある

タイヤ交換店舗を自由に選べる点がネット購入の良い点ではありますが、店舗によって作業品質に差があるのは事実。ガソリンスタンドなど、クルマの整備が本職ではない店舗に依頼するなら店舗によって作業品質の違いある点に注意が必要となります。

Show(ショウ)

交換店舗にガソリンスタンドを指定した際、取り外したサマータイヤを自宅で保管するために持ち帰りましたが、「どの位置に装着されてたか(右前など)」の印がなくて、再装着時に困った経験があります。

対処法

クルマの整備工場など「専門性の高い店舗」を選ぶのが無難です。例えば、タイヤフッドでは、タイヤの交換店舗にも店舗ごとのレビュー評価があるので、事前にチェックすると良いでしょう。

上記の点に気を付けるだけで、より安全にタイヤのネット購入をすることができるようになります。

1-4 タイヤのネット購入と店舗購入との徹底比較(費用・手間・時間)

タイヤをネット購入する場合と実店舗で購入する場合を比較してみましょう。

比較項目ネット購入店舗購入
費用2〜3割安いことが多い。クーポンがある場合も定価販売中心。量販店では割引がある場合もあり。交渉不可のことも
手間選定・予約・決済がすべてWeb完結訪問・相談・注文と手順多め
時間最短1週間(サービスによっては数日の場合も)。余裕が必要在庫があれば即日交換も可能

急な雪予報でスタッドレスを装着するなど、緊急時に当てになるのは、実店舗です。一方、ネット購入は、費用が少なく済むことが多く、手間もかかりません。コスパとタイパを意識する方に向いています。

1-5 タイヤフッドを繰り返し利用している理由

私はこれまでにタイヤフッドを2回利用しました。実際の利用経験を簡単にまとめるとこのようになります。

交換履歴1回目2回目
時期2024年11月2025年4月
車種プリウス2020年式マツダ・ロードスターRF
2023年式
購入商品PIRELLI ICE ZERO
スタッドレス+ホイール
KUMHO ECSTA PS71
サマータイヤ4本
交換店舗ガソリンスタンド町の整備工場
満足度★★★★☆
(価格と手軽さに満足)
★★★★★
(専門店の丁寧な対応)

満足度に差が生じた主な理由は、交換作業を行う店舗の専門性にあります。

ガソリンスタンドでは給油業務の合間に作業が行われるのに対し、整備工場ではタイヤ交換のプロフェッショナルが丁寧に対応してくれました。特に2回目の整備工場では、タイヤ交換後にタイヤワックスまで塗ってくれるという嬉しいサービスも。

≪画像05≫クムホのECSTA PS71を装着したロードスターRF

ちなみに、2回目の購入で選んだクムホ(KUMHO)は韓国の大手タイヤメーカーです。

日本ではまだ知名度が低いものの、欧州では高い評価を受けているブランドです。食わず嫌いだったアジアンタイヤの実力を確かめてみることにしました。

ECSTA PS71」を選んだ理由は、欧州のタイヤレビューサイトでの高評価(「Auto Bild」2025年夏タイヤテストでも”Exemplary”(模範的)という評価を獲得)でした。

Show(ショウ)

クムホのグリップ力と静かさにびっくりです!こんなに性能がいいのに1本1万円以下とは信じられません。アジアンタイヤ、侮れません!

クムホタイヤについては、姉妹サイトで詳しくまとめています。

また、ロードスターのタイヤ選びについては、こちらの記事にまとめています。


タイヤフッドを使って特に印象に残っているのは以下の3点です。

1.注文から交換までの一体感

スマホ1つで全てが完結し、店舗との直接連絡も不要。交換当日は予約時間どおりに作業が始まり、待ち時間のストレスもありませんでした。

2.タイヤ選びの楽しさ

普段店頭では見かけないブランドやモデルを選べる自由度が魅力的。特にロードスターのような趣味性の高いクルマには、こだわりのタイヤが選べる点が大きなメリットでした。

3.安心感

オートバックスグループだという信頼性に加え、交換後のパンク保証もついて安心。特にゴールド会員になると保証期間が延長されるのは地味に嬉しいポイントです。

TIREHOODのゴールド会員の特典
画像引用:


タイヤフッドのサービスの詳細については、公式サイト()をご覧ください。

タイヤフッドの評判や口コミについては、こちらの記事で解説しています。

次は、「どの通販サイトをどう選ぶか?」を比較していきましょう。

2 主要タイヤ通販サイトの種類と選び方

2-1 主要なタイヤ通販サイトの特徴と違い

タイヤのネット購入には多くの選択肢がありますが、それぞれに強みと特徴があります。ここでは主要3社と総合ECサイトの特徴を分かりやすく比較します。

スクロールできます
項目タイヤフッドオートウェイフジ・コーポレーション
特徴・オートバックスグループ
・パンク保証、コミコミ価格、全国4,600店舗
・販売本数1位
・輸入タイヤ中心
・低価格、スピード発送
・直営店あり
・ホイール豊富
・パンク保証充実
品ぞろえ国内外一流ブランド、アジアンタイヤ一部、ホイールありアジアンタイヤ豊富、国内外一流ブランド、その他輸入タイヤ国内外一流ブランド、アジアンタイヤ、ホイール充実
送料1,100円/本~無料(一部有料)1,300円/本~
取り付け店舗数4,600店舗以上約3,500店舗2,000店舗以上
取り付け費用2,640円/本~1,980円/本~1,375円/本~
公式サイト
Show(ショウ)

どのサイトも一長一短ですが、初めてのネット購入なら価格よりも安心感重視でタイヤフッド、とにかく安く済ませたいならオートウェイ、ホイールにこだわるならフジという選び方が良いかもしれません。

総合ECサイト(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)について

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの総合通販サイトでもタイヤは購入できますが、専門サイトとは異なる特徴があります。特に取付店舗の手配方法に大きな違いがあるので注意が必要です。

スクロールできます
サイト交換店舗手配の仕組み特徴と注意点
Amazon・「カー用品取付・交換サービス
  対象商品のみ取付店選択可能
  タイヤ館や宇佐美石油などと提携
  購入時に店舗・日時予約可
  タイヤは直接店舗へ配送
・取付サービス対象商品は購入〜取付予約まで一括完結
・非対象商品は自分で持ち込み先を探す必要あり
 ⇒ 使いやすさはトップクラスだが対象商品は限定的
楽天市場・「楽天Carタイヤ交換
  対象店舗でタイヤと「取付チケット」を同時購入
  購入後24時間以内に専用URLから予約必要
・楽天ポイントが貯まる・使える
・取付チケット対応店舗は限定的(全国約500店舗)
 ⇒ 購入後の予約手続きを忘れると無効になる注意点あり
Yahoo!ショッピング・一部店舗のみ手配可能
 (例:オートウェイYahoo!店は手配可能)
・店舗によって手配方法が異なる
・取付店直送に対応している店舗は限定的
・多くの出品者は取付店手配サービスなし
 ⇒ PayPayポイント還元が魅力だが取付は自分で手配が基本
Show(ショウ)

ポイント重視なら総合ECサイトも魅力的です。ただ、交換店舗予約の有無が商品によって異なるので、この点をしっかり確認して、対応していない場合には、自分で取付店舗を探すことになります。

2-2 目的別・予算別のタイヤ通販サイト選びのポイント

あなたの状況や優先順位によって、最適なタイヤ通販サイトは変わってきます。以下を参考に、自分に合ったサイトを選んでみてください。

予算別おすすめサイト

最安値重視の方におすすめのサイト

とにかく価格重視で最安のタイヤ交換を希望する方には、こちらのサービスがおすすめです。

【おすすめ理由】

  • アジア製タイヤの品揃えが豊富で価格が最安値クラス
  • 送料無料で追加コスト低減
  • セール対象商品は、さらにお得になることも

コスパ重視の方におすすめのサイト

品ぞろえ、コスト、手配の手間、サービスの充実度などバランスの取れていて、コスパ重視の方には、こちらのサービスがおすすめです。

【おすすめ理由】

  • 幅広いタイヤの品ぞろえで、価格も安い場合が多い。商品によっては、最安の場合もあり。
  • 追加費用の心配がない(タイヤフッド)
  • 規模が大きくあらゆるニーズに対応できるサービス
Show(ショウ)

この2つのサイトは、重なる商品もありますが、品ぞろえがかなり違うため、欲しい商品によって使い分けることになります。

ホイールの品ぞろえ重視の方におすすめのサイト

価格も大事だけど、とにかくホイールにこだわりたい方には、こちらのサイトがおすすめです。

【おすすめ理由】

  • ホイールの品ぞろえが多く、WEB上でリアルな装着イメージを確認できるサービスもあり。
  • 全国48の実店舗あり。店舗では専門スタッフからアドバイスを受けることも可能
  • パンク保証も充実

高級タイヤを希望する方におすすめのサイト

SUVや輸入車などの大径タイヤや高級タイヤを希望する方におすすめのサイトはこちらです。

【おすすめ理由】

  • 高価格帯ブランドの正規ルート品が充実
  • 高価格帯のタイヤの場合、割引クーポンの実利が大きい(タイヤフッド)
  • 実店舗と連携したサービスで、専門スタッフに電話で相談することも可能(フジ・コーポレーション)
Show(ショウ)

フジ・コーポレーションは、高級タイヤを活かすカスタム知見が豊富です。BMW・アウディなどの輸入車ユーザーからの人気も高いです。

目的別おすすめサイト

目的・状況おすすめサイト理由
初めてのネット購入・シンプルな料金体系と使いやすいUI
・取付予約まで一括で完結
・追加費用の心配がない
ホイールセット購入・セット購入に強み
・フィッティングシミュレーション機能あり
・専門店ならではの品揃え
希少サイズ・銘柄探し


で横断検索
・特殊サイズなら複数サイト検索が必須
・時間をかけて比較すると希少品も見つかる
急ぎでの交換
実店舗
・最短即日発送対応
・時間的余裕がない場合は実店舗が確実
・急な予定変更にも対応しやすい
ポイント還元重視楽天市場
Yahoo!ショッピング
・SPUやキャンペーンでポイント還元率アップ
・PayPayボーナス還元が魅力
・実質10%以上安くなることも
専門家のアドバイス欲しい
実店舗
・直営店での専門スタッフのサポート
・購入前の相談が可能
・初心者や不安な方におすすめ

2-3 なぜ私はタイヤフッドを選んだのか?他サイトとの比較

市場には多くのタイヤ通販サイトがありますが、それぞれの特徴を比較検討した上でタイヤフッドを選択しました。サイト選びの基準となった要素と、各サイトの比較結果を詳細に分析します。

選択の決め手となった4つの要素

1. 商品の入手性

特にロードスターRF用のサイズ(205/45R17)のKUMHO ECSTA PS71が在庫あり。オートウェイやフジでは取り扱いなしという状況でした。

2. 価格の透明性
  • タイヤフッド:50,204円(タイヤ4本、送料、取付工賃、バルブ交換、廃タイヤ処分、バランス調整全て込み)
  • 他のネット通販でも価格は明確。ただし、総合ECサイトでは、取付費用が不明な場合あり
3. 交換店舗のネットワーク
  • タイヤフッド:自宅から3km圏内に5店舗の選択肢があり、レビュー比較可能
  • 他サイト:同じ地区内に2~3店舗
Show(ショウ)

総合ECサイトと比較すると、タイヤフッドは本体価格が若干高めでしたけど、総額で見るとほぼ差がありませんでした。それなら安心感を取りたいと思いました。

料金比較の裏側:表面価格だけでは見えない「総額」

タイヤ本体価格だけでなく、以下の要素を含めた「総額」で比較することが重要です。

  • 送料:無料〜5,000円以上の差(オートウェイは無料、タイヤフッド・フジは有料)
  • 取付関連費用:基本工賃のほか、バルブ交換、廃タイヤ処分、バランス調整など
  • 隠れた費用:アフターケア、パンク保証の有無、購入手続きの時間コスト
  • 会員特典・ポイント:パンク保証無料、会員限定クーポン、ポイント還元など
Show(ショウ)

見積もりをする際は、『最終的に財布から出る金額』で比較を。安く見える店が実は追加費用で高くなることも少なくありません。

3 タイヤフッドでのネット購入手順〜初めてでも失敗しない全ステップ〜

3-1 事前準備:タイヤサイズ確認とホイール選択の重要ポイント

タイヤをネットで購入する前に、確実に行っておくべき事前準備があります。この段階での正確な情報収集が、後のトラブルを防ぐ鍵となります。

まず決めるべきこと

  • 交換するタイヤの種類(夏タイヤ、スタッドレス、オールシーズン
  • ホイールも一緒に購入するか、タイヤのみ

タイヤサイズの確認方法

確認方法詳細
取扱説明書で確認愛車のマニュアルに記載された純正サイズを確認(最も確実)
現在のタイヤで確認サイドウォールに表示されたサイズ表記(例:205/45R17)を確認
メーカーサイトで確認車種・年式・グレードから検索可能
タイヤのサイドウォールのサイズ表記部分のクローズアップ写真
タイヤのサイドウォールで「205/45R17」と確認できる

なお、タイヤサイズの表記はこのような意味です。

タイヤサイズ表記の解説図
画像引用:横浜ゴム


ホイールも購入する場合の必要情報

  • PCD(ピッチサークル径): ボルト穴の配置を示す数値
  • ホール数(穴数): 通常は4穴、5穴など
  • ハブ径(ハブボア径): ホイール中心の穴の直径
  • インセット(オフセット): リムの中心からハブ取付面までの距離
  • リム幅(J数)とインチ径: タイヤとのマッチングに重要
Show(ショウ)

タイヤのサイズだけ考えてホイールのPCDやハブ径を確認しなかったことがあります。車種情報だけで適合検索できますが、念のため全項目確認しておくと安心です。

3-2 タイヤフッドのネット申込みの流れ

タイヤフッドでの購入手順は非常にシンプルで、初めての方でもスムーズに進められるよう設計されています。ここでは実際の申込画面とともに、ステップごとの流れを紹介します。

STEP
タイヤを検索する

まずは、車種からの検索か、タイヤサイズからの検索を選びます。車種からの検索なら、メーカー→車種→年式→グレードの順に選択するだけで、適合するタイヤが自動的に表示されます。タイヤサイズで検索する場合は、サイズ(例:205/45R17)を入力します。

Show(ショウ)

車種検索だと純正サイズしか選べないので、サイズ変更したい場合はタイヤサイズから検索してください。

タイヤフッドの申込画面のスクリーンショット
STEP
タイヤの種類とモデルを選ぶ

サマータイヤ、スタッドレスタイヤ、オールシーズンタイヤから目的に合わせて選択します。さらに希望するモデルを選びます。この画面では各タイヤの特徴やユーザーレビュー、価格が確認できるので、比較検討が簡単です。ホイールセットでの購入も可能です。

タイヤフッドのタイヤ種類選択とモデル一覧画面のスクリーンショット
STEP
ホイールを選択(必要な場合のみ)

タイヤとホイールをセットで購入する場合には、ホイールを選択。タイヤ(またはホイール)を選択すると金額が表示されますが、金額の確定は最後(割引クーポンの入力も最後)になりますので、次の「店舗交換予約」に進みます。

タイヤフッドのタイヤ選択後の金額表示画面のスクリーンショット
STEP
取付店舗と日時を選択

郵便番号を入力すると、近隣の提携店舗が地図上に表示されます。店舗ごとの料金やレビュー、営業時間を確認して選択しましょう。オートバックスも選べます。

Show(ショウ)

レビュー数と評価を確認して選ぶのがコツ!特に「丁寧」「時間通り」などの評価が多い店舗がおすすめです。

交換日程は通常、申込みから1週間後以降の日にちから選べます。希望の日時を選んで次のステップへ進みます。

タイヤフッドのタイヤ交換店舗選択画面のスクリーンショット
STEP
支払い方法を選択、氏名や割引クーポンを入力して注文完了

最後に個人情報と支払い方法を入力し、割引クーポンがあれば入力し反映ボタンを押し、割引額が表示されたのが確認出来たら注文を確定します。

タイヤフッドの割引クーポンと支払い情報入力画面のスクリーンショット

タイヤフッドでは不定期にキャンペーンを実施しており、3~5%割引のクーポンが使えることもあるので、公式サイトの情報をチェックしておくと良いでしょう。

Show(ショウ)

最終確認画面で合計金額をしっかり確認!追加費用(廃タイヤ処分費やバルブ交換費)は基本的に取付料金に含まれています。

タイヤフッドの割引クーポンの最新情報については、こちらの記事をご覧ください。

タイヤフッドの購入ページはこちらからからアクセスできます。初めてのタイヤネット購入でも安心して利用できるサービスなので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

3-3 タイヤの交換店舗での当日の流れとスムーズに進めるコツ

タイヤ交換の予約当日は、必要なものを準備して時間どおりに交換店舗へ行くだけです。

タイヤ交換当日の流れ

1. 予約時間に交換店舗へ到着

周辺道路の渋滞も見越して、10分前には到着するよう心がけましょう。

2. 受付で予約の確認

タイヤフッドでの注文であることを伝えます。車検証の提示を求められることもあります。

3. 届いているタイヤの確認

タイヤフッドから交換店舗に直送されている新品タイヤを確認。モデル、サイズ、製造年週をチェックします。

タイヤ交換店舗に届いている新品タイヤ
4. タイヤ交換作業開始

スタッフの指示があれば、指定場所にクルマを移動します。交換前のタイヤセットを持ち帰る場合には、取り外したタイヤが「どの位置に装着されてたか」の印つけてもらうよう頼みます。作業の終了予定時間も聞いておきます。

5. 交換作業中(20分〜1時間)

待機エリアで待つか、近くで時間を潰します。外で暇をつぶせる場所をあらかじめ探しておくのがおすすめ。

整備工場でタイヤ交換作業中のロードスターRF
6. 作業完了時刻にはクルマに戻る

作業終了の予定時間になったらクルマに戻ります。担当者からの電話連絡をもらえる場合もあります。

7. 最終確認

空気圧や取付状態などを確認させてもらいましょう。

持参すべきもの

  • 車検証(念のため)
  • 運転免許証(本人確認用)
  • 予約確認メール(念のため)
  • ホイールナットのロックアダプター(ある場合)
Show(ショウ)

私は待ち時間に近所のマックでコーヒーを飲んでいました。整備工場は終了時に電話をくれたので、ロスなく過ごせました。

タイヤフッドを利用される場合にはこちらのリンクからどうぞ。

4 初心者が陥りやすい失敗と対策

タイヤをネットで初めて購入する方が陥りやすい失敗とその対策をまとめました。

4-1 失敗①:間違った種類・サイズの選択

ネットでタイヤを購入する際の最も重大な失敗が、適合しないタイヤを選んでしまうことです。実店舗と違ってプロのアドバイスがない分、自己責任で選ぶ必要があります。

タイヤの種類(サマータイヤ・スタッドレス・オールシーズン)やサイズ(例:205/45R17)を間違えると、取付けができなかったり、思わぬ事故につながるケースもあり得ます。

失敗しないための対策①

  • タイヤサイズのダブルチェック
    • 車のマニュアルやメーカーの公式サイトで純正サイズを確認し、現在の装着されているタイヤのサイズとも照合してダブルチェック
  • 使用環境に合った種類を選ぶ
    • 雪道走行ならスタッドレスタイヤ、夏場から積雪路面のある冬場をとおして使う場合ならオールシーズンタイヤ。など使用環境に合った種類を選びましょう。オールシーズンタイヤは、凍結路面で滑りやすいので注意です。
Show(ショウ)

タイヤ選びで悩んだら、みんカラなどのSNSで同じ車種オーナーのレビューも参考になります。一度間違えると返品も大変なので、慎重に!

4-2 失敗②:製造年週の見落とし

タイヤには製造年週が「DOT」マークの後に刻印されています(例:1125→2025年第11週製造)。この情報はタイヤの鮮度を表し、新しいほど性能が良いとされます。とくにスタッドレスタイヤは年週が古いとグリップ力が落ちるため、安全性に直結します。

失敗しないための対策②

  • 申込時に製造年週の情報を確認
    • タイヤフッドでは、タイヤ選択の欄に、「2025年製」などの記載があります。
  • 交換前に実物を確認
    • 交換店舗に届いたタイヤを、作業前に実際に見せてもらいましょう。
  • 新しさの基準を知る
    • スタッドレスは特に経年劣化しやすいので、1年以内が理想的です。目安にしましょう。
タイヤのサイドウォールに刻印された製造年週

4-3 失敗③:交換店舗によるサービス・対応のバラつき

タイヤフッドなどのネット通販では、全国の提携店で交換できる便利さがある反面、交換店舗ごとの技術やサービスにバラつきがあるのも事実です。

よくある失敗パターン

  • レビューを見ずに自宅から近いだけの店を選び、対応が雑だった
  • ガソリンスタンドでの交換で、給油客の対応で中断される(店舗により事情は異なります)
  • 作業後の点検が不十分で、後日トラブルが発生
  • 外したタイヤを戻す際、取付位置が分からなくなる

失敗しないための対策③

  • レビューをしっかり確認
    • できるだけレビュー数が多く、評価の高い店舗を選ぶようにしましょう。
  • 整備工場を優先的に選ぶ
    • 整備工場には整備のプロがいます。そのような専門性の高い店舗の方が安心できます。もちろんガソリンスタンドでも整備のプロがいれば問題ありません。
  • 作業前後に確認をお願いする
    • 届いたタイヤの確認やタイヤ交換後の空気圧やナットの締め付けなどを作業担当者と一緒に確認させてもらいましょう。
  • 持ち帰るタイヤには取付位置の印を
    • 外したタイヤを持ち帰る場合には、タイヤごとに「RF(右前)」などとマーキングを依頼しましょう。
Show(ショウ)

交換店舗を選ぶときには、近くに暇つぶしができるカフェなどがあるか確認しておくとよいかもしれません。

4-4 失敗④:割引・クーポンの見逃し

タイヤは決して安い買い物ではないため、少しでもお得に購入したいもの。しかし、多くの人が使えるクーポンや割引を見逃してしまっています。

よくある失敗パターン

  • 期間限定キャンペーンの存在を知らずに通常価格で購入
  • クーポン入力欄を見落とす
  • ログインせずにゲスト購入してリピーター特典を受け取れない
  • リピーター特典の存在を知らない

失敗しないための対策④

  • 購入前に公式サイトのキャンペーン情報を確認
    • タイヤフッドでは不定期に上で5%割引クーポンを配布。
  • 会員登録して購入
    • ゴールド会員(4本以上購入経験者)になると次回購入でパンク保証が12ヶ月に延長されるなど特典があります。
  • メルマガ登録
    • タイヤフッドのメルマガではリピーター向け割引クーポンの案内もあります。
  • クレジットカード連携特典の確認
    • 一部のクレジットカードを利用すると会員限定割引もあります。
Show(ショウ)

セゾン・UCカード会員限定5%オフや、会員による紹介クーポン3%オフなど、結構大きな割引があります!

タイヤフッドのクーポンコードを利用して購入される場合はこちらからどうぞ。

5 タイヤのネット購入がおすすめな人・そうでない人

5-1 タイヤのネット購入が特におすすめな人の特徴

タイヤのネット購入は万人向けではありませんが、以下のような方には特に向いています。

ネット購入が向いている人

  • 価格重視の方
    • 実店舗より2~3割安く購入できることが多く、同じ予算でワンランク上のタイヤを選べます
  • 特定のタイヤにこだわりがある方
    • 街のタイヤ店では取り扱いのない希少なモデルやサイズも多数取り揃えられています
  • 計画的にタイヤ交換ができる方
    • 1週間程度の納期を余裕を持って計画できる方には、時間的なデメリットがありません
  • SUVや輸入車、高級スポーツカーのオーナー
    • 高価格帯のタイヤほど実店舗との価格差が大きく、節約効果が高くなります。特に大径タイヤのSUVや、電気自動車向けの高強度タイヤなどは価格差が顕著です
  • タイヤの基礎知識がある方
    • 自分でサイズや性能を判断できる方は、専門店のアドバイスなしでも的確な選択ができます
  • 忙しくて店舗巡りの時間がない方
    • スマホで簡単に注文から交換予約まで完結でき、待ち時間の有効活用もできます
大型SUVクラウンスポーツに装着された大径タイヤ
Show(ショウ)

ロードスターRF用のクムホタイヤを探した時、街のタイヤ屋さんでは取り扱いすらなかったんです。ネットなら選択肢の幅が全然違います!

ネット購入におすすめのサービス

    • オートバックスグループ運営で初心者も安心。コミコミ価格と4,600店舗以上の交換ネットワークが魅力
    • アジアンタイヤを中心に最安値クラスの価格設定。送料無料で追加コスト低減したい方におすすめ
    • ホイールセット購入に強み。シミュレーション機能や豊富なデザインから選びたい方に最適

5-2 タイヤを実店舗で購入した方が良いケース

一方で、以下のようなケースでは、ネット購入より実店舗での購入が適しています。

実店舗が向いているケース

  • 急な交換が必要なとき
    • パンクや突然の雪予報など、即日装着が必要な場合
  • 専門的なアドバイスが欲しいとき
    • 自分に合ったタイヤの選び方を相談したい場合
  • 特殊なサイズ変更をしたいとき
    • インチアップや扁平率変更など、専門知識が必要な場合
  • ホイールとのバランスが気になるとき
    • 見た目や性能のバランスを実物で確認したい場合
  • アフターフォローを重視するとき
    • タイヤ交換後の増し締めや点検を同じ店舗で受けたい場合
Show(ショウ)

タイヤのプロに相談したいときには、実店舗に行くのが最善です。やはり頼りになるのはプロの意見ですから。

ネット購入と実店舗購入、どちらがベストかは個人の状況や優先順位によって異なります。事前にしっかり比較検討して、自分に合った方法を選ぶのが賢明です。

6 タイヤ交換後のフォローと安全性確保のポイント

6-1 交換直後・1週間後の確認チェックリスト

タイヤはクルマの唯一の路面接地部分であり、安全走行に直結する重要パーツです。ネットで購入したタイヤは交換後も継続的な確認が欠かせません。

交換直後の確認ポイント

  • ナットの締め付け:交換店舗を出る前に、タイヤナットの締め付けがしっかりされているか確認
  • 空気圧:推奨空気圧(運転席ドア枠などに記載)に合わせて調整されているか確認
  • 振動や異音:試運転で異常な振動や音がないか確認
  • 見た目:装着位置が均等でバルブキャップも付いているか

1週間後(50〜100km走行後)の確認ポイント

  • ナットの増し締めチェック:タイヤナットは走行中に緩むことがあるため、50〜100km走行後に増し締めが必要
  • 空気圧の再確認:季節や走行環境によって変化するため、再度確認と調整
  • 偏摩耗の兆候:異常な摩耗パターンが出ていないか確認(アライメント不良の兆候)
  • バランスの確認:高速走行時にハンドルが振動しないかチェック
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1回目の交換後、オートバックスの無料安全点検でナットの増し締めをチェックしてもらいました。自分でトルクレンチを買うまでもなく利用できて便利です!

オートバックスで無料点検を行っている様子
画像引用:オートバックスニュースリリース

安全点検の無料サービスを実施している店舗

タイヤ交換後の初期不良や取付トラブルは、早期発見が重要です。少しでも違和感を感じたら、すぐに専門家に相談しましょう。

ガソリンスタンドでのタイヤの空気圧調整については、こちらの記事(姉妹サイト)でもご紹介しています。

6-2 タイヤの安全性と寿命を延ばすためのメンテナンスポイント

タイヤの寿命を最大限に延ばし、安全性を維持するためのメンテナンス方法をご紹介します。

定期的なメンテナンスポイント

適正空気圧の維持

  • 月に1回は空気圧チェック
  • 季節の変わり目や長距離走行前には必ずチェック
  • 不足すると燃費悪化・偏摩耗の原因に

タイヤの空気圧調整の重要性については、こちらの記事(姉妹サイト)でも解説しています。

タイヤローテーション

  • 5,000〜10,000km走行ごとに実施
  • 前後輪で摩耗度合いが異なるため、均等化が重要
  • 特にFFやFRなど駆動方式により必要性が高まる

定期的な目視点検

  • 異物の刺さり、亀裂、バルジ(膨らみ)の有無
  • 偏摩耗のパターンをチェック
  • トレッド残量の確認(スリップサインが出ていないか)

正しい洗車と保管

  • タイヤにも定期的な洗浄とワックスが効果的
  • 直射日光や雨風を避けて保管
  • スタッドレス等の非装着タイヤは温度変化の少ない場所で保管
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タイヤワックスは見た目だけでなく、ゴムの劣化防止にも役立ちます。

安全性を損なう危険信号

  • トレッドの深さが1.6mm以下(スリップサインが見える)
  • サイドウォールに亀裂や損傷がある
  • 異常な振動や片側に引っ張られる感覚がある
  • 製造から5年以上経過している(未使用でも経年劣化する)

専門家に相談すべきケース

  • パンクやバルジ(膨らみ)を発見した場合
  • 激しい偏摩耗が認められる場合
  • 高速走行時に異常振動がある場合
  • アライメント調整が必要と思われる場合

適切なメンテナンスは安全性向上だけでなく、燃費改善や長期的なコスト削減にもつながります。日頃からの点検習慣が大切です。

7 タイヤ購入に関するよくある質問(FAQ)

Q1. ネットで買ったタイヤの保証と製造年週について

Q:ネットで購入したタイヤにも保証はありますか?製造年週はどのくらい新しいものが届きますか?

A:タイヤフッドでは、基本的に6か月間の無料パンク保証が付いています。これは通常使用での突然のパンクに対応するもので、釘などの異物による通常パンクをカバーします。

製造年週については、タイヤフッドでは「製造2年以内」「〇〇年製」などの表記で明示されています。私の2回の購入経験では、いずれも3ヶ月以内の新しいタイヤが届きました。これはネット通販の回転率が高いためと考えられます。

ただし、稀に古いタイヤが届くケースもあるため、交換店舗でタイヤを見せてもらい、DOTコード(例:1125→2025年第11週製造)を確認することをおすすめします。新しいタイヤほど性能が良く、特にスタッドレスタイヤでは重要です。

パンク保証の必要性については、こちらの記事(姉妹サイト)で解説しています。

Q2. タイヤの購入タイミングとコスト削減のコツは?

Q:タイヤが最も安い時期はいつですか?

A:タイヤの価格が下がりやすい時期は主に以下の通りです。

  • スタッドレスタイヤ:2月末〜3月(シーズン終わりの在庫処分)
  • サマータイヤ:10月〜11月(冬タイヤへの切り替え時期)
  • セール時期:ゴールデンウィーク、お盆、年末年始など大型連休前

Q3. 持ち込みタイヤの取付は可能?自分での取付は?

Q:ネットで買ったタイヤをオートバックスなどに持ち込み取付できますか?自分で取り付けることは可能ですか?

A:持ち込み取付について
多くのカー用品店や整備工場では持ち込みタイヤの取付に対応しています。オートバックスでは1本あたり2,200円〜(サイズやオプション作業により変動)で取付可能です。ただし、混雑時期は予約が取りにくい場合もあります。

最近では「買う」と「取付」が別のサービスとして浸透してきており、タイヤフッドやオートウェイなどのネット購入でも、交換店舗に直送するスタイルが主流になっています。

自分での取付について

経験と適切な工具があれば可能ですが、以下の理由から初心者には推奨しません。

  • ジャッキアップの危険性(落下事故の可能性)
  • トルクレンチなど専用工具が必要
  • バランス調整が家庭では困難
  • 適切な空気圧管理と廃タイヤ処分の問題
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昔はスタッドレスタイヤへの交換を自分でやっていまたが、時代は変わりました。安全性を考えると、業者にお願いするほうが賢明ですね。

以上のFAQが、タイヤのネット購入に関する主な疑問に答えられていれば幸いです。その他の質問や不安点がありましたら、タイヤ専門店やカー用品店に相談することをおすすめします。

8 まとめ:タイヤのネット購入全手順!タイヤフッドをリピートして分かった注意点

この記事のまとめ

タイヤのネット購入は、正しい手順と注意点を押さえれば、実店舗より2〜3割安く、豊富な選択肢からタイヤを見つけられる便利な方法です。過去の経験から、最も重要なポイントはこのとおりです。

  • 事前準備を丁寧に:タイヤの種類とタイヤサイズを確認し、車両に適合する商品を選びましょう。
  • 交換店舗選びが鍵:整備工場など専門性の高い交換店舗を選ぶと作業品質が高い傾向があります。
  • 製造年週は必ずチェック:新しいタイヤほど性能が良いので、注文時には極力確認を。
  • 交換後の増し締めは必須:100km走行後のナット増し締めを忘れずに行いましょう。

ネット購入は急ぎの交換には不向きですが、計画的に進めれば、コスパ良くタイヤ交換ができる満足度の高い方法です。

最初は不安ですが、タイヤのネット購入を体験すれば、タイヤ交換が「イベント」から「日常のメンテナンス」に変化すると思います。是非試してみてください!


この記事があなたのタイヤ購入の参考になれば幸いです。

ロードスターのタイヤの写真に「タイヤのネット購入全手順!タイヤフッドをリピートして分かった注意点」とキャプション

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