「ユーカーパックって本当に高く売れるの?」
「オークションってどんな流れで進むの?」
愛車を手放すとき、新しいサービスを利用するのは少し不安ですよね。
私も最初はそうでした。
しかし、3年前に恐る恐る利用してみた結果、予想以上の高額で売却できた経験があります。
そこで今回、普段使いの足として活躍してくれた「50系プリウス(2020年式)」を、再びユーカーパックを使って売却することにしました。
事前に新車ディーラーで下取り査定をした時の金額は、約88万円。
しかし、ユーカーパックのオークションに出品した結果、160万円で売却することができました。
その差額はなんと+72万円です。
「希少車じゃない普通のプリウスでも高く売れるの?」と思うかもしれませんが、流通量の多い大衆車だからこそ、全国の業者が競り合うオークション形式はとても有効でした。
この記事では、これまで10台以上のクルマに乗り換えてきた筆者が実際に5年落ちのプリウスを出品した体験をもとに、オークションの開催曜日や時間、気になる入札の推移まで、リアルな裏側をすべてお伝えします。
この記事のまとめ
50系プリウスをユーカーパックで売却した結果:ディーラー下取り+72万円高く売却実現
【今回の売却結果とユーカーパックのポイント】
- 圧倒的な価格差
- ディーラー下取り:88万円
- ユーカーパック:160万円(+72万円)
- オークションの強み
- 査定は提携店での1回のみ(電話ラッシュなし)
- 全国8000社以上が競り合うため、大衆車でも相場上限が出やすい
- 出品から成約、名義変更まで利用手数料は完全無料
【気をつけるべき注意点】
- 入金までに数日間のタイムラグがある
- 連絡窓口が分業制のため、都度担当者が変わる
- 売切価格を超えた後のキャンセルはペナルティあり
ユーカーパックの評判について気になる方はこちらの記事もお読みください。

1.今回売却する愛車と事前の市場調査
まずは、今回私がユーカーパックに出品した愛車のスペックをご紹介します。

- メーカー・車種:トヨタ プリウス(50系)
- グレード:S
- ボディカラー:パールホワイト
- 年式:2020年3月(令和2年)
- 走行距離:約49,000km
- 修復歴:なし
ほぼ5年落ちで、走行距離も年式相応の、ごく一般的な大衆車です。普段使いのクルマとして2年ほど乗っていました。
1-1 中古車相場の客観的な把握
クルマを高く売るためには、まず「自分の車が市場でいくらで取引されているか」という客観的な相場を把握することが重要です。
自分の車の価値を調べる方法はシンプルです。 カーセンサーやグーネットなどのサイトで、上記の条件と似た個体がいくらで販売されているかを検索します。
調べてみると、同条件のプリウスの販売価格はだいたい150万円〜200万円の範囲でした。

販売店の利益や経費を車両価格の10~15%前後と仮定して差し引くと、130万円〜170万円くらいが妥当な買取相場であると推測できます。
Show(ショウ)『最低でも150万円くらいで売れれば十分だな』と、この時はかなり楽観的に考えていました。
1-2 新車ディーラーと買取店の査定額
新しいクルマの購入手続きのタイミングで、まずはスズキの新車ディーラーで下取り査定を行いました。
提示された金額は、88万2,000円です。
ディーラーの下取りでは、自社ブランド以外の車は業者間オークションに流すことが多いため、中間マージンが発生して買取相場より安くなりやすいです。





『88万円です』と言われた瞬間、笑いました(笑)。期待はしていませんでしたが、まさかそこまでとは…💦
安易に下取りに出すのは考えものですね。
次に、「トヨタのクルマ買取」にチャレンジしました。
トヨタの中古車販売網に直接売却すれば、流通に関する中間マージンがありませんから、高い買取額を狙えるはずです。
しかし、ここでの提示額は、下取りよりは高額となったものの、115万円という結果でした。



正直、これは計算外でした。中古車相場から140~150万円は望めると思っていましたので…。
中古車を高く買い取ってもらえる時代。修復歴もなく、ハイブリッドシステムも快調なプリウスがここまで低額となるとは驚きました。と同時に、ちょっとだけ焦りました。
2.ユーカーパックでの査定(提携店への持ち込み)
下取りと買取店での提示額を踏まえ、以前も利用したことのある「ユーカーパック」に申し込みを行うことにしました。一括査定も考えましたが、何社もやり取りするのが億劫だったので、オークション形式を選択したのです。
2-1 ユーカーパックのネット申込みと「概算額」の提示
ユーカーパックの申込みは、スマートフォンからクルマの基本情報を入力して行います。 所要時間は数十秒です。


実際の申込は、こちらから可能です。
入力が完了すると、画面上にすぐ「概算の買取相場」が表示されます。
私のプリウスに提示された概算額は、「126万円〜160万円」でした。





画面の『126万円〜』を見た瞬間、「そうだよね」とホッと胸をなでおろしました。さっきまでの金額と全然違いますからね。
このデータを見て、ユーカーパックを利用して売却手続きを進めることを決めました。
なお、ここまでの試算であれば、数十秒の入力だけで済みます。愛車の簡単査定をしてみたい方はこちらからどうぞ。
2-2 担当者からの電話と査定場所の決定
申込み後、ユーカーパックの担当者から折り返しの電話が入ります。
ここで、クルマを実際に見てもらう「査定」の日程と場所を調整します。
査定場所は自宅、または提携している店舗から選ぶことができます。 今回は、最寄りの提携店である「ヤマダ電機」の駐車場を指定しました。



買取店によくある『今すぐ売りましょう!』という営業トークが一切なく、事務的かつ丁寧に進めてくれるのでノーストレスでした。親切丁寧な電話応対は、ユーカーパックの特徴だと思います。
2-3 査定当日の様子と所要時間
予約した日時にヤマダ電機の駐車場へ向かうと、すでに査定員の方が到着していました。 1分程度で簡単な流れの説明を受け、すぐに車の査定が始まります。


ユーカーパックの査定では、専用のアプリを使って400項目以上の状態をチェックし、オークションに出品するための写真を数十枚撮影します。
公式の案内では所要時間は60分〜100分程度とされていますが、今回は約40分で終了しました。 査定の間、車の持ち主はそばに立ち会う必要はありません。



前回は、近くのコーヒーショップで待ちましたが、今回は、ヤマダ電機の店内で最新ガジェットを見ながら過ごせたので、40分はあっという間でした。
2-4 査定結果とマイページへの反映
査定が完了すると、担当者から電話で呼び出されます。
今回は「内外装ともに状態が良く、評価点は4.5です」という結果報告を受けました。 査定員の方が入力したデータや写真は、ユーカーパックの「マイページ」にアップロードされ、ユーザー自身も確認できるようになります。


3.ユーカーパックのオークションに向けた準備
査定が終わった当日の夜、ユーカーパックの担当者から連絡が入ります。
ここでの目的は、実際にユーカーパックのオークションに出品するための「開催日の設定」と「売切価格の決定」を行うことです。
3-1 オークション開催日と再出品システム
現在、ユーカーパックのオークションは月・水・金・日の週4日開催されています。 私は最短で出品できる「金曜日」に設定しました。
ここで担当者から、以前はなかった新しいシステムの案内がありました。 それは、1回目のオークションで希望額に届かなかった場合、もう1回だけ無料で再出品(再オークション)ができるというものです。



『もし1回目で失敗しても、もう1回チャンスがありますよ』と言われて、心理的にかなり気が楽になりました。このセーフティネットはありがたいですね。
3-2 運命の分かれ道「売切価格」の決定
オークションに出品するにあたり、最も重要なのが「売切価格」の設定です。
売切価格とは、出品者が「この金額を超えたら絶対に売却する」と約束する最低希望落札価格のことです。 この設定があることで、入札する業者側は「最高値をつけても売ってもらえない」という骨折り損のリスクがなくなり、限界ギリギリの高値をつけやすくなります。
一方で出品者側も、希望額を下回った場合は売却を拒否できるため、安く買い叩かれる心配がありません。 私はこの売切価格を、強気の170万円に設定しました。





担当者が相談には乗ってくれますが、ここは高額のレンジを狙うことにしました。私の場合は、『170万円まで出してくれたら間違いなく即決で売る』という確信があったので、迷わずこの金額を伝えました。
なお、売切価格を超えた入札があったにもかかわらず売却をキャンセルすると、規定のペナルティ(違約金)が発生します。 そのため、設定金額は自分が本当に納得できるラインにする必要があります。
4.ユーカーパックのオークション開催!入札の推移と結果
いよいよ運命の金曜日です。
私のプリウスがユーカーパックのオークションにかけられました。
4-1 オークション当日の入札推移
オークション当日は、朝の10時半頃から入札がスタートしました。
最初の業者がつけた入札額は、いきなり約131万円です。





スマホの画面で『131万円』を見た瞬間、売却のイメージがリアルになりました。同時にディーラー下取りや中古車買取店に売却しなくても良かったな、としみじみと感じました。
その後も順調に入札が入り、17時半の終了時刻までに合計10社の業者がセリに参加してくれました。
入札履歴を見ると、参加しているのは東京、埼玉、神奈川、千葉など関東近郊の中小規模の中古車販売店が中心のようです。
誰もが知る大手買取店でなくても、中古車は同じ市場で流通しているため、小規模な業者でも大手に負けない相場ギリギリの高値をつける能力を持っています。
4-2 オークション終了と「最後の一押し」交渉
17時半になり、オークションが終了しました。
最終的な最高入札額は、埼玉の中古車販売店がつけた150万円でした。 私が設定した売切価格の170万円には、残念ながら届きませんでした。





さすがに170万円は高望みしすぎたかな、と少し反省しました。でも、ディーラー下取りの88万円と比べれば、62万円も高い金額ですからね。
その日の夜、ユーカーパックの担当者からオークション結果の報告と、今後の意向を確認する電話がかかってきました。
最高入札額が売切価格に届かなかった場合、以下の選択肢があります。
- 売却を断念する(費用はかかりません)
- 別の日にもう一度オークションを開催してもらう
- ユーカーパックの担当者に最高額を付けた業者と価格交渉してもらい、入札額を更にアップしてもらう
このうち、ユーカーパックの名物が③です。これ「最後の一押し」交渉といわれています。
4-3 交渉成立!160万円で売却決定
私は担当者に、「できれば170万円にこだわりたいが、妥協できるギリギリのラインは160万円です」と条件を伝えて交渉をお願いしました。
つまり、③を選択したわけです。 入札件数が少なければ、もう一度オークションにチャレンジすることも考えましたが、今回、10社集まっていた(3年前は、6社でした)ので、このまま進むことを決めました。
翌日、連絡があり、最高額をつけた業者とユーカーパックの担当者が交渉した結果、「プラス10万円の上乗せで、160万円なら対応可能」という回答を引き出してくれました。





ダメ元での交渉でしたが、見事プラス10万円をもぎ取ってくれた担当者さんには感謝しかありません!迷うことなく、その場で売却をお願いしました。
マイページの表示も160万円に変更され、画面上の承認ボタンを押して無事に取引が成立しました。
希望の170万円には届かなかったものの、当初のディーラー下取り査定額(88万円)から計算すると、プラス72万円での着地です。 流通量の多いプリウスでも、ユーカーパックのオークションは十分に効果を発揮してくれました。
ユーカーパックでのオークションの申込はこちらから可能です。
5.売却決定後の流れ(引き渡しから入金まで)
マイページで売却の承認ボタンを押すと、あとは「クルマの引き渡し」と「必要書類の提出」を進めるだけです。
「落札した業者とのやり取りはどうなるの?」「入金はいつされるの?」と不安に思うかもしれませんが、システム化されているため非常にスムーズでした。
5-1 車両引き渡し日の決定と書類の準備
売却を了承すると、マイページ上でクルマの引き渡し希望日を第3希望まで入力できるようになります。


それを確認した落札業者(今回は埼玉の中古車販売店)から直接電話連絡があり、具体的な引き渡し日時を打ち合わせます。
並行して、ユーカーパックから売却に必要な書類一式が郵送されてきます。 譲渡証明書、委任状、自動車税の還付手続き書類などがまとめられており、親切なことに返信用のレターパックも同封されています。


案内書の指示に従って実印を押し、印鑑証明書やリサイクル券などの必要書類を揃えてポストに投函するだけで、書類の準備は完了です。
※リサイクル券は、車検証と一緒に車内に保管されているケースが多いので、車両と一緒に引き渡さないよう注意が必要です。



『落札業者と直接やり取りするの?』と不安に思うかもしれませんが、単に引き取り日時の確認だけなので全く事務的です。書類もハンコを押して送り返すだけなので問題ありませんでした。
5-2 引き渡し当日の注意点(忘れ物に注意!)
クルマの引き渡しは、基本的に指定した日時に自宅まで業者が引き取りに来てくれます。 そのため、当日は自宅で待機しておくだけで大丈夫です。
引き渡しまでに、車内の私物をすべて片付け、忘れ物がない状態にしておきます。 ここで、私の経験からひとつだけ強い注意点(アドバイス)をお伝えします。
カーナビやドライブレコーダーの「SDカード」の抜き忘れに注意してください。



車内のゴミやサングラスは綺麗に片付けても、意外と盲点なのが『SDカード』です。お気に入りの音楽データやドラレコの記録(個人情報)をクルマと一緒に手放してしまわないよう、最後に必ずチェックしてくださいね。
5-3 入金のタイミングと、売却後の透明性
クルマの引き渡しと書類の返送が終われば、あとは入金を待つだけです。
ユーカーパックの場合、「車両の引き渡し」と「書類の到着」の両方が確認できた日から、3営業日後に指定した銀行口座へ売却代金が振り込まれる仕組みになっています。



クルマも書類も手元から無くなってから入金されるまでの「3日間」は、2回目とはいえやっぱり少しソワソワしました(笑)。でも、約束通り160万円がキッチリ振り込まれ、無事にすべての取引が完了しました。
まとめ:少しの手間で大きなリターンを得る選択肢
今回、50系プリウスをユーカーパックで売却した結果、ディーラー下取りよりも72万円高く手放すことができました。
手続きを振り返って分かった、ユーカーパックの特徴と注意点は以下のとおりです。
この記事のまとめ
50系プリウスをユーカーパックで売却した結果:ディーラー下取り+72万円高く売却実現
【今回の売却結果とユーカーパックのポイント】
- 圧倒的な価格差
- ディーラー下取り:88万円
- ユーカーパック:160万円(+72万円)
- オークションの強み
- 査定は提携店での1回のみ(電話ラッシュなし)
- 全国8000社以上が競り合うため、大衆車でも相場上限が出やすい
- 出品から成約、名義変更まで利用手数料は完全無料
【気をつけるべき注意点】
- 入金までに数日間のタイムラグがある
- 連絡窓口が分業制のため、都度担当者が変わる
- 売切価格を超えた後のキャンセルはペナルティあり
今日明日にでも現金化したい方には向きませんが、数日間のやり取りで数十万円の差額が生まれると考えれば、非常にリターンの大きい選択肢です。
ディーラーの下取り額に少しでも迷いがあるなら、まずは一度、ネットから概算相場を確認してみることをおすすめします。
3年前になりますが、フォルクスワーゲンのティグアンを売却した際の経験談はこちらにまとめています。興味がある方は、こちらもご覧ください。


愛車を個人売買で売却することをご検討の方は、こちらもご覧ください。









コメント