ロードスターのタイヤ選び、楽しいけれど、本当に悩みますよね。
クムホ ECSTA PS71の評判が良いことは知っていたものの、「果たして愛車ロードスターRFに本当に合うのだろうか?」と気になり、実際に履いて3000kmじっくりと検証してみました。
この記事では、私自身の実体験に基づき、装着直後と走り込んだ後での印象の変化や、騒音計での実測データなどを交えながら、PS71のリアルな実力に迫ります。
この記事が、あなたのタイヤ選びのささやかな参考になれば幸いです。
この記事にはプロモーションが含まれています。
ロードスターのおすすめタイヤについては、こちらの記事にまとめています。


【この記事のまとめ】
結論: 驚異的なコストパフォーマンス」は本当。走りの楽しさと普段使いの快適性を、高い次元で両立したタイヤでした。
クムホ ECSTA PS71は、こんな人におすすめ
- コストは抑えたいけど、性能は絶対に妥協したくない
- 雨の日の運転に、絶対的な安心感が欲しい
- スポーツ走行の楽しさと、日常の快適性を両立させたい
- ブランド名よりも、実質的な価値(バリュー)を重視する
賢い購入法: 私がリピート利用している「タイヤフッド」がおすすめです。
1 【クムホタイヤの評判】国内外での評判は?
1-1 クムホタイヤって、どんなメーカー?
「クムホタイヤ」と聞いて、どこの国のメーカーかすぐに思い浮かぶ方は、かなりのタイヤ通かもしれません。
クムホタイヤは韓国を代表するタイヤメーカーの一つです。正直なところ、「海外、特にアジアのタイヤってどうなんだろう?」と、私も最初は少しだけ身構えてしまいました。
しかし、その実力を調べてみると、単なる「アジアンタイヤ」という言葉で片付けられないことがわかります。米国の専門誌が調査した2024年の世界のタイヤメーカー売上高ランキングでは、なんと世界13位。日本のトーヨータイヤが11位ですから、それに次ぐ規模を誇る、世界的な大企業なんです。

さらに驚いたのは、その技術力の高さです。クムホタイヤは、若手ドライバーの登竜門であるF3レースの公式タイヤサプライヤーを務めるなど、世界中のモータースポーツシーンで活躍しています。レースという極限の状況で培われた技術が、私たちが普段使うタイヤにも活かされているんですね。

いやぁ、私も最初は「とにかく安いタイヤ」というイメージでした。でも、世界ランキングやレースでの実績を知って、これは本物かもしれないぞ…と、一気に興味が湧いてきましたね。
1-2 クムホタイヤ「ECSTA PS71」の、気になる海外での評判
日本のユーザーの声も大切ですが、客観的な評価として、クルマ文化の本場であるヨーロッパでの評判はとても気になりますよね。
実はこのECSTA PS71をはじめとするクムホタイヤは、タイヤに非常に厳しいことで知られるドイツで、専門家や自動車メーカーから高い評価を得ているんです。
まず、自動車メーカーが新車に標準装着する「OEタイヤ」として、フォルクスワーゲンのティグアンとテラマールに供給されています。採用されているモデルは、「ECSTA PS71 SUV」です(出典:毎日経済)。
自動車メーカーが自社の新車に選ぶということは、その品質と性能に対する絶対的な信頼の証と言えます。


画像引用:フォルクスワーゲン
さらに、専門家からの評価も非常に高いものがあります。
- ドイツの最大手自動車専門誌『Auto Bild』のテストで、ECSTA PS71 SUVが4位を獲得(2024年)。最高評価である「模範的(Exemplary)」を獲得した。
- 同誌の別のテストでは、ECSTA HS51が総合1位に輝いたこともあります(2021年)。
- デザイン性も高く評価されており、なんと日本の「2024年度グッドデザイン賞」も受賞しています。



特にドイツのメーカーに純正採用されているのは驚きでした!アウトバーンのような超高速域での走行も想定される国のクルマたちが認めたタイヤだと思うと、俄然、期待が高まりますよね。
1-3 クムホタイヤ「ECSTA PS71」の、リアルな国内での評判
では、日本のドライバーたちは、PS71にどのような印象を持っているのでしょうか。
国内のレビューで最も多く目にするのは、やはりその圧倒的なコストパフォーマンスを称賛する声です。
とてもいいです。値段をはるかに超える良さ。
投稿者さん 車種:トヨタ カローラスポーツ ハイブリッド
1000キロ以上は走行しました。山道、高速、もかなり走りました。
とてもいいです。
音は静かです。車内でラジオをよく聴いてますが、前より音量を下げました。
山道のカーブの繰り返しは、ハンドリングがとても軽くキレがあり、安定性もあり走りやすい。
YouTubeの動画で「とても良い」と言っていたので買いましたが、その通りでした。
デザインもいいです。チェッカーフラッグの模様がかっこいい。
こんないいタイヤをこの値段で買えるのはとてもありがたいです。
ウェット性能については、あまり意識をせず運転していたので、評価をしていません。
摩耗についてはまだわかりませんが、この値段なら摩耗性は気になりません。
間違いなく、次もこのタイヤを買います。
出典:タイヤフッド
結構満足です
投稿者さん 車種:アウディQ5
まだ交換して間もないので、多くはコメントしづらいですが、3年履いたミシュランLatitudeからの履き替えです。比較して転がりも良く、乗り心地は良くなった感じがします。音は同じ感じです。
これならコスパはすごく良いと思いますね。SUVにお勧めですよ。
出典:タイヤフッド



「でも、安かろう悪かろうなんじゃないの?」と思いますよね。しかし、実際のユーザーの評判を見ると、性能面でも主要ブランドにまったく引けを取っていないとわかります。
【クムホ ECSTA PS71のその他のレビュー】
- グリップ性能
- ドライ・ウェット性能ともに、ブリヂストンやピレリといった一流ブランドと同等の高い評価を得ています。
- 静粛性
- 「アジアンタイヤはうるさいのでは?」という心配は不要かもしれません。静粛性の評価でも、比較した5モデルの中で3位と、むしろ平均以上の評価でした。
- 耐摩耗性(寿命)
- この項目では5モデル中5位とやや低めでしたが、評価点数の差はごくわずか。「決定的な短所とは言えない」レベルです。
つまり、「ブランド力」や「知名度」の評価は低いものの、走行性能に関わる項目では、プレミアムなスポーツタイヤと互角に渡り合っていることがわかります。



やっぱり、みんな「コスパ最高!」って言ってますよね。私もまさにそこが一番の魅力だと感じています。この価格でこの性能なら、ちょっと贅沢に早めのサイクルで交換して、いつでも美味しい状態のタイヤでドライブを楽しむ、なんてこともできちゃいそうですね!
2 【クムホPS71実走レビュー】ロードスターRFで3000km走った正直なレビュー
ここからは、私のロードスターRFでクムホ ECSTA PS71を装着してから3000km走行した、リアルな体験談をお届けします。
装着直後の感動から一歩進み、このタイヤの持つ本当の実力や、得意・不得意がどこにあるのか、各項目を正直にレビューしていきます。


2-1 クムホタイヤ「ECSTA PS71」のグリップ性能
結論から言うと、街乗りから峠道まで全く不満のない素晴らしいグリップ力です。
特に印象的なのが、コーナーでの粘り強さ。純正の硬質なグリップ感とは異なり、PS71はまるで粘土の上を走るように、しなやかに路面に貼り付く感覚があります。
この特性はウェット路面でさらに際立ちます。雨の高速道路でも、ハンドルが操作に対してクルマの動きが曖昧になることがなく、グッと路面を捉え、絶大な安心感をもたらしてくれました。



3,000km走ってもこの安心感は変わりませんね。むしろタイヤの「一皮むけた」感じで、よりしなやかさが増した印象です。雨の日の運転でも余計なストレスが減った気がします。
2-2 クムホタイヤ「ECSTA PS71」の乗り心地
PS71に交換して最初に感じたのは、路面からの当たりがマイルドになったことでした。
純正タイヤでは「ガンッ!」と伝わってきた路面の段差の衝撃が、PS71では「ゴンッ」という角の取れたマイルドな衝撃に変わりました。これはスポーツタイヤでありながら、長距離移動でも疲れにくい快適という、明確なメリットです。
ただし、空気圧を多少高めに知れていた影響かもしれませんが、高速道路でのハンドルセンター付近が多少曖昧になるようにも思いました。





ロードスターRFは、ソフトトップに比べると引き締まった足回りですが、このマイルドな乗り心地はクセになります。静粛性が上がったこともあり、長距離ドライブが楽になりました。
2-3 クムホタイヤ「ECSTA PS71」の静粛性
「スポーツタイヤは、うるさいのが当たり前」という常識は、PS71には当てはまりません。
純正のPOTENZA S001と比較して、ロードノイズは明らかに減りました。「ゴー」という不快な低周波ノイズが減り、オーディオのボリュームを一段下げるほどです。
実際に、こんな騒音測定機器を用いて測定してみました。


カッコは悪いですが、このように設置して計測したものです。


その結果です。同じ地点をタイヤ交換前(ブリジストンPOTENZA S001装着)と交換後(クムホECSTA PS71)で走行して計測しました。
【簡易計測】騒音レベル比較 (80km/h走行時)
タイヤ | 騒音レベル(スマホアプリ計測) |
---|---|
純正 POTENZA S001 | 約 62-80dB |
クムホ ECSTA PS71 | 約 60-78dB |
このように2dBほど低い結果となりました。純正タイヤはある程度摩耗が進んでいますので、あくまで参考程度の情報ではありますが、静かになったのは事実です。
もちろん、静粛性専用タイヤには及びませんが、「スポーツタイヤ」というカテゴリーの中では静粛性は高いと言えるのではないでしょうか。



感覚的には、高い周波数の音が減り、低く、こもった音に変化したように思いました。このような変化もあって、ストレスが減ったように感じています。
2-4 クムホタイヤ「ECSTA PS71」の燃費性能や耐摩耗性能
3,000km走行し、燃費と摩耗についても傾向が見えてきました。
- 燃費性能
- 純正タイヤ比で 0.5km/L 〜 1.0km/L ほどの改善(空気圧を少し高めに設定した影響もあるかもしれません)。
- 私のRFでは平均14.5km/Lが15km/L台になりました。
- 燃費が向上したのは嬉しい誤算です。
- 耐摩耗性能
- 3000km走行後も、偏摩耗はなくキレイな状態を維持
- このペースなら 20,000km 〜 30,000kmは十分に使える印象です。





グリップ力がしっかりしていて、燃費性能も向上したので、驚きです。大きな欠点が見当たりません。
2-5 クムホタイヤ「ECSTA PS71」のコストパフォーマンス
そして、このタイヤを語る上で外せないのが圧倒的なコストパフォーマンスです。
タイヤ販売サイト「
タイヤ製品名 | 価格(2025年9月時点) |
---|---|
クムホ ECSTA PS71 | ¥8,580 |
ブリヂストン POTENZA Adrenalin RE004 | ¥18,260 |
ダンロップ LE MANS V+ | ¥18,920 |
※
ご覧のとおり、有名ブランドの半額以下で手に入ってしまいます。
走行性能の多くで純正タイヤとそん色なしと感じながら、価格は半分以下。この事実だけで、選ぶ価値は十分にあります。この価格なら、躊躇なく新品に交換し、常に最高のパフォーマンスを維持するという贅沢な使い方も可能です。



この価格なら「タイヤは生もの」と割り切れますよね。いつも新鮮なタイヤで走れるって、実は最高の贅沢だと思います。
3 クムホ ECSTA PS71のメリット・デメリットを正直に解説
3,000kmじっくりと走り込んで見えてきた、ECSTA PS71のメリットと、あえて挙げるなら…というデメリットを正直にまとめます。


👍 ECSTA PS71のメリット
- 圧倒的なコストパフォーマンス
一流ブランドに匹敵する性能が約1/3の価格で手に入ります。カーライフに大きな金銭的余裕が生まれる、最大の強みです。 - 価格からは信じられないウェット性能
「雨の日の守護神」と呼びたいほどの絶大な安心感。安全性というタイヤの最重要性能が、非常に高いレベルにあります。 - スポーツタイヤらしからぬ快適性
グリップ性能と引き換えに失われがちな静粛性や乗り心地を高い次元で両立。同乗者にも優しいスポーツタイヤです。
👎 ECSTA PS71のデメリット
- 直進安定性が若干の低下も
直進安定性自体は高いものの、高速道路でハンドルの中心付近が曖昧になる感じがあります。ただし、空気圧を適正に保てば問題ないと思われます。 - 絶対的な寿命はトップクラスではない
耐摩耗性は最高峰ではありません。しかし、価格を考えれば十分に許容でき、むしろ早めの交換を促すメリットとも捉えられます。 - 「クムホ」というブランドイメージ
性能面ではありませんが、有名ブランドほどのステータス性はありません。性能と価値を知る「通」好みの選択と言えるでしょう。



どんなモノにも長所と短所はありますからね。でもPS71は、いくつかの短所を補って余りある魅力を持つタイヤだと断言できます!
4 【タイヤ交換】評判のクムホを賢く入手するならタイヤフッドがおすすめ!
さて、クムホ ECSTA PS71が非常に優れたタイヤであることは、もう十分にお分かりいただけたかと思います。
次に気になるのは、「じゃあ、このタイヤをどこで買うのが一番お得で安心なの?」という点ですよね。
結論から言うと、私は断然タイヤフッドでの購入をおすすめします。私自身、これまでに4回利用していますが、その理由は 「安さ」「手軽さ」「安心感」のバランスが圧倒的に優れているからです。
私がタイヤフッドをリピートする3つの理由
理由①:やっぱり価格が安い!実店舗より17%もお得だった実体験
タイヤ交換で最も気になるのは、やはり価格ですよね。
私が実際に日産ノートのタイヤを交換した際、タイヤフッドと近所のオートバックスの実店舗で見積もりを比較したところ、全く同じタイヤで約17%(9,503円)もタイヤフッドの方が安かったのです。
比較項目 | タイヤフッド | オートバックス店舗 |
---|---|---|
タイヤ本体 (4本割引込) | ¥32,434 | ¥47,872 |
交換工賃 (4本) | ¥10,560 | ¥4,400 |
送料 (4本) | ¥4,400 | ¥0 |
廃タイヤ・バルブ代 | ¥0 | ¥4,600 |
合計金額 | ¥47,369 | ¥56,872 |
価格差 | – | – ¥9,503 (17%安い) |
※2025年6月時点での実見積り
タイヤ本体価格が安さが際立っていて、送料などを含めた総額で比較しても、ネット通販の優位性は明らかでした。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。





正直、ここまで価格差が出るとは思いませんでした。この差額で他のカスタムパーツの足しにしたりできますね。
理由②:驚くほど手軽!スマホ1つで予約まで完結するタイパの良さ
タイヤ交換って、これまではお店を回って見積もりを取ったり、電話で予約したりと、半日がかりの「イベント」でした。
しかし、タイヤフッドならタイヤ選びから交換店舗の予約、支払いまで、すべてスマホで完結します。あとは予約した日時に店舗に行くだけ。タイヤが自宅に届いて置き場所に困ることも、重いタイヤを車に積んで運ぶ必要もありません。
この手軽さは、忙しい現代人にとって大きなメリットです。
理由③:「製造年が古いのでは?」という不安を払拭する安心感
ネット通販でよくある心配が、「安い分、製造年が古いタイヤが送られてくるんじゃないか?」という点です。
しかし、私がタイヤフッドで4回購入したタイヤは、すべて交換日から2〜4か月以内に製造された、文句なしの新品でした。ネット通販は店舗在庫を持たない分、流通の回転が速く、結果的に新しいタイヤが届きやすい傾向にあるようです。
さらに、購入するすべてのタイヤに6ヶ月間の無料パンク保証が付いてくるのも、オートバックスグループが運営するタイヤフッドならではの大きな安心材料です。
タイヤフッドの製造年については、こちらの記事にまとめています。





PS71のような高性能タイヤを、安く、手軽に、そして安心して手に入れられる。私がタイヤフッドをおすすめする理由は、この3つのバランスが最高だからなんです。
さらにお得に!割引クーポンのチェックも忘れずに
タイヤフッドでは、不定期で割引クーポンが配布されています。購入前には必ず公式サイトをチェックして、お得なキャンペーンを見逃さないようにしましょう!
最新のクーポン情報はこちらの記事で詳しく解説しています。


ECSTA PS71の性能を最大限に引き出すためにも、賢い購入方法を選びたいですよね。ぜひ一度、タイヤフッドのサイトを覗いてみてください。その手軽さと価格に、きっと驚くはずです。
5 まとめ:クムホタイヤPS71の評判は本当!賢い選択をしたいあなたへ
ここまで、クムホ ECSTA PS71の評判を、国内外の客観的な評価から、私自身の3000km実走レビューまで、様々な角度から徹底的に検証してきました。
結論として、クムホ ECSTA PS71の評判は本物です。そして、性能と価格のバランスを重視するドライバーにとって、これ以上ない 「賢い選択」であると言えると思います。
クムホ ECSTA PS71は、こんなあなたにこそおすすめです!
- コストは抑えたいけど、性能は絶対に妥協したくない
- 雨の日の運転に、絶対的な安心感が欲しい
- スポーツ走行の楽しさと、日常の快適性を両立させたい
- ブランド名よりも、実質的な価値(バリュー)を重視する
これまで「アジアンタイヤはちょっと…」と敬遠していた方にこそ、ぜひ一度試していただきたいタイヤです。その価格からは想像もできないパフォーマンスに、きっと満足していただけるはずです。


タイヤ選びは、本当に奥が深くて悩みますよね。でも、この記事があなたの愛車にぴったりの一本を見つける、ささやかな手助けになれば、これほど嬉しいことはありません。






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